私の実家の玄関は、今も土壁です。

私が小学生のころは友達の家も、和室などで土壁が使われていたような気がします。

でも。。。


月日は流れ、壁紙や石膏ボードが主流になっていくわけですね。

 

しかし!今でも”土壁”には熱狂的なファンがいるんです。なぜでしょうか???

今日は、そんな”土壁”のメリット・デメリットについて書きたいと思います。

 

まずはメリットから見てみましょう。

【メリット】

①通気性と調湿性に優れている…

土壁には、肉眼では見えない小さな気泡があります。そして、それらの気泡は外の空気と中の空気を入れ替えてくれる役割を果たしています。常に空気の入れ替えをしてくれているので、じめじめした梅雨時期も、湿気を取り除いて快適な空間をつくってくれます。除湿機要らず!というわけですね。

 

②壁の表情が豊か…

職人さんの”熱”が吹き込まれている土壁。壁紙では決して演出出来ない、職人さんの細かな仕事を楽しむことが出来ます。クリエイトなモノを造るにおいて、手作業に勝るモノなしです!

 

ホルムアルデヒド問題…

土壁は、自然のモノ(土・わらetc)を使っている為、ホルムアルデヒド(揮発性有機化合物)は発生しません。それだけではなく、発生したホルムアルデヒドを吸着してくれる効果もあると言われています。






では、次はデメリットです。

【デメリット】

①荷物をかけることが出来ない…

”木”の壁であれば、画鋲やクギなどを刺すことができますが、土壁はそういうわけにはいきません。無理矢理刺そうとすると、土がボロボロと落ちてしまいます。

 

②劣化…

形あるモノは必ず劣化しますが、この土壁が劣化していくと、土がボロボロと落ちて結構大変です。私の実家は、玄関の壁だけでしたが、月日を重ねるごとに悲惨な状態に…。

他にも、時間の経過と共に、ヒビ割れなども考えられます。これはもうしょうがないと思います。しっかりとメンテナンスをすることが、一番大切と言えます。

 

③施工時間がかかる…

コンクリートと一緒で、最初は柔らかい土を時間をかけて固めていくわけです。どうしても時間がかかってしまうのはしょうがないですね。

 

以上のような、メリット・デメリットが考えられます。

このご時世、建売住宅やマンションで”土壁”が使われていることは、ほとんどないと思いますが、良いところも沢山あるんですね。

 

注文住宅を建てる方で、土壁の採用を検討されている方は、上記のメリット・デメリットを頭に入れておくと良いと思います。