埋立地とは?

『海に土を埋めて、陸にした土地』

恐らく、ほとんどの方はこう答えると思います。


確かに間違っていませんが、もう少し細かく言うと、実は3つのパターンがあります。

①浅瀬に土を入れて土地を少しづつ延ばしていくパターン

②海に土を入れて独立した”島(土地)”をつくるパターン

③湿地帯に土を入れて土地にしてしまうパターン

 

工事の観点から見ると、一番簡単なのは③、逆に難しいのは②となります。

 

埋立地と聞くと『きっとデメリットの方が多いだろうなぁ』という印象があると思います。

事実、水気がある部分に土を入れて土地にしているので、地盤の固さというのは不安な部分ですよね。

 

でも、もちろんメリットもあります。

【メリット】

①街並みがキレイ…

埋立地をつくる理由。それは新興住宅街が出来ることです。その土地一帯がキレイなニュータウンになります。しっかりと区画整理がされますし、若い世帯も多くなるので、自然と活気が生まれます。そこに住んでいるだけで”ステータス”なんて場所もありますからね。

 

②周りに商業施設が出来る可能性が高い…

人が集まるところは商売になります。埋立地のニュータウン周辺には、スーパーだったり複合施設が出来る可能性が高いです。そうなった場合は、土地の利便性が上がる為、地価も上がる可能性があります。

東京の築地も、元々は埋立地ですから。そう考えると”埋立地”のポテンシャルは無限です。






では、次はデメリットです。

【デメリット】

①地盤の固さ…

↑でも書いていますが、これを気にする方は多いと思います。記憶に新しいのは、3.11の東日本大震災です。

※日本大震災により被災された方々へ。心よりお見舞い申し上げます。

あの時、千葉県の幕張で起こった液状化は、忘れることが出来ません。埋立地とは、そういうモノだ!と理解した上で、住宅を購入すべきですね。

 

②津波被害…

埋立地の高さは、海の高さとほとんど変わりません。ということは津波がきたら、ニュータウン丸ごと津波にのまれてしまいます。

 

上記のようなメリット・デメリットがあります。

やはりデメリットは大きいですね。

例えば、その土地がもの凄く安価だったとしても、たった1回の災害で住宅を失ってしまう可能性があるわけですから。

 

ただ。こんなことを言ったら元も子もありませんが、現在の東京湾付近は、ほとんどが埋立地です。フジテレビのあるお台場、日本テレビのある汐留も埋立地です。

 

埋立地を『買う』『買わない』は、最終的には自己判断になります。

埋立地の購入を検討されている方は、ハザードマップなどで、どの程度災害リスクがあるか確認しておくと良いと思いますよ。