私の実家は、昔ながらの瓦屋根の木造住宅です。

家を建てて35年ほど経過していますが、外観は未だに立派な佇まいをしています。


その立派な佇まいを演出している要素の1つに、瓦の屋根があります。

日本と言えば「瓦屋根」という位、一番ポピュラーな素材ではないでしょうか。

 

年末に実家に帰った際、父親がこんなことを言っていました。

「瓦屋根の耐久性は本当に凄い!住宅を建てて35年経つが、今までに屋根の修繕をしたことが無い」

と。

 

『確かに、実家の向かいの住宅は瓦屋根では無いんですが、屋根に苔が生えていたり、傷んでいるのが分かるんですね。昔の人の知恵が凝縮されている瓦屋根は最強かも』

 

と思いつつも、近年各地で発生している震災などでは、屋根の瓦が無残な状態になっているのを見ていた為、耐震性については少し疑問に思っていました。

 

そこで、屋根の素材について調べてみました。

 

まずは、私の実家でも使われている瓦。

瓦屋根の最大の特徴は、私の実家で証明済みですが、やはり耐久性です。

思い浮かべて下さい。世界遺産にも認定されている『法隆寺』や『古都京都の文化財(二の丸御殿や平等院etc』にも瓦が使われています。

※再建・修繕等はありますが、現在でもその姿は健在です

この事実が、いかに耐久性・耐震性があるかを証明しています。

 

じゃあ、震災等で見たあの姿は。。。となりますが。

これはあくまでも私の考えですが、震度6を超えるような地震や大津波が来た場合、瓦屋根じゃなくても、それなりの被害が出ると考えられます。

また、瓦屋根には”もの凄い数の瓦”が使われているので、崩れ落ちた際の『見え方』がとても悲惨に見えるんだと思います。

例えば、仮に一枚板の屋根の住宅が倒壊しても、瓦ほどの悲惨さは出ないのかなぁと。

また、その土地の地盤の固さも関係があると思いますね。

あくまでも私的意見なのであしからず汗

 

そして、瓦には断熱性があると言われています。

瓦を重ねていく際に、通気層を作ることで熱が籠もるのを防いでいるんですね。昔はクーラーなんてなかったし、まさに生活の知恵ってヤツですねぇ。

う~ん。瓦を発明した人は凄いなぁ。

 

費用は、1㎡辺り8,000~1万円くらいと、他の素材に比べてやや高めです。しかし修繕費等を考えると、トータルではオススメと言えます。

 

 

次は、最近よく耳にするガルバリウム鋼鈑。

まず、ガルバリウム鋼鈑は金属であるにもかかわらず、錆びにくいと言われています。

「なんとなく見た目はトタンっぽいなぁ」

と思う人もいるかもしれませんが、性能を比べたらトタンとは雲泥の差です。

 

そして、ガルバリウム鋼鈑は軽いんです!

軽い=柱などの基礎部分に負荷がかかりにくい為、耐震性が優れていると言われています。






でも、気をつけなければいけない点もあります。

↑では錆びにくいと書きましたが、絶対錆びないという訳ではありません。色が黒なので、錆びが出来ると格好悪くなってしまいます。

対策としては至ってシンプルで、定期的に水をかけることですが、どうしても金属なので他の素材に比べて劣化が早いです。

「絶対に錆びません!!!」

という謳い文句をしている業者さんには気をつけて下さい。ありえません。

個人的には、見た目がシックで好きなタイプの住宅です。

 

費用は、1㎡辺り6,000~8,000円と、瓦に比べ安いです。

 

 

最後は、スレートタイプです。

最近の建売住宅では、このタイプ(特に↑の画像のような化粧スレート)が1番多いのではないでしょうか。

 

理由は明確で安い!!!

費用は、1㎡辺り5,000円~7,000円と、瓦・ガルバリウムと比べても安いんです。

 

では、耐震・耐久性はどうでしょうか。

素材が軽い為、耐震性には優れていますが、耐久性は低いと言えます。

そういえば。。。私の実家の向かいの家も化粧スレートでした。

 

このようなことから、初期費用は安く押さえることが出来ますが、ランニングコストはかかります。

 

現在の住宅は、この3つが主流と言えます。

費用・性能・好みを考慮して、屋根は選んで下さいね。

 

ちなみに、私の家は鉄筋コンクリート住宅で、『陸屋根(りくやね)』と呼ばれるタイプにする予定です。↓の画像を見れば分かる通り、屋根が平(たいら)になっています。

 

 

このタイプは屋上スペースを利用出来るという利点があります。まぁ私は屋上を作りませんが。。。

【その理由が書かれている記事はこちら】

憧れの屋上がある家。でも本当に屋上は必要?どんなデメリットが??

 

また、メンテナンスも簡単ですよね。

デッキブラシを持って屋上に上がり、ゴシゴシやったら終了!!!

 

気をつけないといけないのは、雨漏りです。

『水はけ』『雨水の排出方法』『屋上素材』等、しっかりと工夫をしないとな汗。